日本人が超高齢という事実で、どれだけ説明がつくのだろうか。10人中6人が45歳以上だ。彼らのほとんどは英語を話せず、つまらないバラエティ番組を見て、1980年代から見た2000年という永遠の世界に閉じこもっている。彼らは世界の、いや中国の速度について、全く無知だ。
平均的な日本の企業幹部はおそらく60歳くらいだろう。彼は中国の一人当たりGDPが400ドルだった頃に大学を卒業し、2000～3000ドルくらいだった頃に15年間、企業で出世の階段を駆け上がってきた。スリッパだけを作っているわけではない世界にどう対応すればいいのか、彼はわからないのだ。