#Share 本日は、頻繁には使わないかもしれませんが、非常に便利な新機能「.cursor/rules」をご紹介します。この機能は、ファイルに対するきめ細かな制御を可能にします。簡単に言うと、MDCルールは、大量のコンテキスト情報に直面した際に、Cursorにフィルタリング、ソート、そして情報の使用方法を指示することで、LLMの回答をより正確で期待通りのものにします。活用シナリオの例:1. ts(ロジック)、tsx(コンポーネント)、css(UI)にそれぞれ異なるルールを適用するなど、ルールを洗練させる。2. Monorepo内のプロジェクトごとに異なるルールを割り当てる。👇 具体的な活用方法をご紹介します。
2. 新しい設定では、.cursor/rules が「ルール」タブで利用できるようになりました。グローバルルールは、すべての会話においてカーソルコンテキストとして LLM に送信されます。.cursor/rules は、ファイルマッチングルールに基づいてオンデマンドで送信されます。以前は、グローバル .cursorrules の使用は推奨されていませんでした。作成されたルールファイルには .mdc というサフィックスが付き、プロジェクトのルートディレクトリに保存されます。
3. 高度な使用法: mdc ファイルは .cursor/rules 内のルールを継承し、@ を介して他のファイルを参照することもできます。これにより、mdc ファイルを継承する機会が生まれます。
4. モノレポの福音 モノレポには.cursorrulesだけでは不十分です。.cursor/rulesはプロジェクトごとに異なるルールを作成できます。
5. フォーラムには、MDC はどのような形式でも構いませんが、YAML が最適な形式である可能性があるという、隠れた注意点について言及する投稿があります。試行錯誤の結果、著者はルールを番号で整理することが最適であることを発見しました。例: コアルール: 001-099 統合ルール: 100-199 パターン/ロールルール: 200-299 例: コアルール: “001-Core-Security.mdc” “015-Core-Logging.mdc” 統合ルール: “100-API-Integration.mdc” “110-CLI-Handler.mdc” パターン/ロールルール: “200-File-Pattern-Rule.mdc” “210-Data-Validation.mdc”
6. cursor.directory .cursorrules を mdc に変換する機能が開始されました